東日本学生バドミントン選手権大会
8月30日(土)から大学生の東日本大会が北海道で開催されており、私も法政大学のコーチとして行きました。
男子団体の結果
1位:日本体育大学
2位:中央大学
3位:法政大学、早稲田大学
女子団体の結果
1位:法政大学(4年連続優勝)
2位:筑波大学
3位:早稲田大学、専修大学
私がコーチをしている男子の方は、残念ながら3位という結果でしたが、今回得た課題を練習して、次の大会では勝てるようにしたいと思います。
今回の団体戦のメンバーについて、前回までは実績のある上級生がシングルスの中心選手でしたが、今回は夏に校内で総当たりのシングルスの試合を行い、その結果から1年生を起用しました。
今回起用した1年生は、中学、高校とシングルスで全国大会に出場した経験はありませんが、上級生が勝てなかった相手も次々と倒し、活躍しました。
高校時はダブルスで活躍していた選手ですが、手足が長く、身体の使い方に柔軟性があり、長いラリーに強いということを評価して、大学ではシングルスを鍛えています。
高校はシングルスで活躍したが、大学はダブルスで活躍する場合や、高校はダブルスで活躍したが、大学はシングルスで活躍するといったことは多くあります。
高校時にスマッシュが速くて勝ってた選手は、大学ではそのスマッシュが取られるようになり、勝てなくなったり、身長が低く、動きの速さで勝っていた選手も、大学では決め球がないと点数が取れないことがあります。
大学のシングルスで勝つためには、ラリーができるようにロビングやクリア、レシーブの技術が高いこと。そして、ネット前で相手の態勢が崩せるテクニックがあること。さらに、決め球となるスマッシュやカットが長いラリーの中でもキレ良く打てること、が求められます。
試合での選手選びは、高校で実績のある選手を起用するのか、もしくは実績はないが現段階で調子が良く将来性を感じる選手を起用するのかという難しさを感じます。また、対戦相手とのプレースタイルの相性が勝敗を左右するので、総合的に考える必要があると感じました。