今日の練習(9/28:日)
エピジェネティクスは、DNAの配列そのものは変えずに、遺伝子の発現(オン・オフ)を制御する仕組み
この制御は、以下のような環境要因によって影響を受けます
- ・栄養状態
- ・睡眠の質
- ・ストレス
- ・運動量
- ・社会的な関係性
ジュニア期の過度な練習は、成長ホルモンの分泌や骨の発達に関わる遺伝子の発現に悪影響を及ぼす可能性があります
適切な練習時間を守ることで、遺伝子が本来持つ成長のプログラムを最大限に活かすことができます
一日(1セッション)にこなせるトレーニング量には限りがあり、長時間練習はエピジェネティクスに悪影響をもたらします
1.慢性的なストレスによる遺伝子発現の変化
長時間の練習による精神的・身体的ストレスは、ストレス応答に関わる遺伝子(例:コルチゾール関連)の発現を変化させる可能性があります
これにより、情緒不安定や不安傾向、うつ症状のリスクが高まることがあります
2.栄養不足と成長ホルモンの制御
長時間練習によって食事のタイミングが不規則になったり、栄養が不足すると、骨形成や細胞分裂に関わる遺伝子の発現が変化します
特にカルシウム・タンパク質・亜鉛などの不足は、骨の成長に直接的な悪影響を及ぼします
3.炎症反応の亢進
過度な運動は体内に微細な炎症を引き起こします
これが慢性化すると、炎症関連遺伝子の発現が持続的に高まることがあります
結果として、免疫力の低下や慢性疲労(疲労骨折)の原因になります
4.骨端線(成長板)への影響
骨の端にある「骨端線」は、身長が伸びるための重要な部位です
過度な運動による微細損傷や炎症が骨端線に影響を与えると、早期閉鎖や成長の停滞が起こる可能性があります
エピジェネティックな変化は、一時的なものもあれば、長期的に持続するものもあります
特に成長期の子どもにとっては、将来の健康や発育・発達に影響を及ぼす可能性があるため、慎重な配慮が必要です
海外では2~3時間の練習が標準
→オリンピックで勝つことを目指したシニア期で勝てる選手の育成・・・発育(フィジカル)重視
日本のような長時間練習は行いません(日本の課題)
→早期の過度な長時間トレーニング(走り込みetc.)による早熟型アスリートの育成(ジュニア期がピーク)、、、体が小さく、フィジカルが弱い(シニア期に勝てない)
成長期の子どもにとって、練習時間の適正化は身体的・精神的な健康、そして発育を守るうえで非常に重要です
法政クラブ(小、中学生)は2~3時間の練習
日本トップレベルの法政大学も練習時間は3時間
計画的なトレーニングプログラムを作成し、専門的な知識(トレーニング理論)を教えています
