インターリーフを基にした練習法(6/28)


今日は、4グループに別れて練習。

中学生は、パターン練習を中心に行いました。

小学生は高学年、初心者、1&2年の3グループに別れて練習しました。

練習内容を考える時に1つの種目を長くするのではなく、できるだけ多くの種目を行うように心がけています。

これはインターリーフという考え方に基づく練習方法です。

以下に説明を載せておきます。

(練習方法)

練習の仕方について、一日にたくさん練習することよりも、一日の練習量を減らし、練習日を増やした方が技術は向上します

この方法をインターリーフと言います。

人の体は脳が操作しているので、いかに脳内の身体制御機能(小脳)を鍛えるかがスポーツの向上には重要です。

一日にたくさん練習してしまうと達成感は得られますが、脳的には学習意欲が低下し、ただ疲れただけの状態になります。

睡眠中に脳内で細胞間 の情報交換が活発に行われます。

一日に過度な練習量をこなすと脳内で整理できる容量を超えてしまい、脳がオーバーワークの状態になります(技術が向上しない)。

その後、数日間は脳の学習意欲が低下した状態になると言われています。


このような練習の仕方は、現在のスポーツ科学を基にした練習法では効率の悪い練習の仕方と考えられています。

理想的な練習は、1回の練習を2~3時間とし、練習日を多くすることが重要です。

例えば、1つの種目を長く練習することも脳的には意味がありません(脳は同じ練習の繰り返しをした場合、学習意欲が低下します)。


複数の種目を分散して練習した方が技術は向上します

練習時間を長くすることは返ってマイナスになる場合もありますので、1回の練習量=努力ではなく、練習日数=努力と考えて頂ければ技術を向上させやすいです。

また達成感を得ることも重要ですが、たくさん練習をした時の達成感は脳が疲弊した状態ですので、あまり良くはないです。

単時間の練習で達成感を得た場合は(集中して行う)、脳の栄養ホルモンが分泌された状態で、とても良いです。


一概に達成感といっても良い場合と悪い場合があります。


法政ジュニアの練習は、練習日を多くし、一回の練習時間を2時間半程度にしています


効率良く技術が向上していけるように理論的に考えて練習内容を決めています!!



今日はラケットショップフジの長津さんが指導に来てくれました。


中学生を中心に指導をお願いし、とても良い練習ができました。


子供達もとても喜んでいました。ありがとうございました(^^)


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