関東中学生オープンバドミントン大会


12月26日(木)~28日(土)、関東中学生オープンバドミントン大会がスカイアリーナ座間にて開催
(1ダブルス、2シングルの都道府県対抗の団体戦)
 
神奈川県代表として法政クラブから6名が出場しました
 
 
私も神奈川県女子Bチームの監督を務めさせて頂き、良い経験になりました(*^-^*)
 

 

他県の強豪チームは中高一貫教育の中で、中学生は高校生と一緒に練習します

 
その中に全日本総合に出場している選手がいれば自分も全日本総合に出場したいと考えるようになります
(中学生は全中優勝、高校生は全日本ジュニアベスト4、インターハイベスト4が全日本総合に出場できる)
 
高校生に勝ちたい、全日本総合に出場して大人に勝ちたいと思っている選手と、同年代の中学生に勝ちたいと思っている選手とでは、習得しようとする技術が異なります
 
指導する内容も変わります
 
ポテンシャルに差がなくても、競技力の差は徐々に広がっていきます

 

神奈川県の小学生は強豪チームが多く、遠征もたくさんして、全国で勝つことを目指して頑張っている子どもが多くいますが、中学生になるとそれまでの頑張りが続いていかない所に課題があるように感じます

 

小学生の時は全国大会で優勝したい、日本代表になりたい、オリンピックに出場したい等、高い目標を掲げて頑張っている子どもが多くいますが、、、中学生や高校生になると目標が低くなり、自分には才能がないから無理と意欲が徐々に低下していきます

 

大学生を指導している立場としてみると、意欲を持って努力していけば大学で活躍できるのに、その前で諦めてしまう子どもが多くいることが残念です

 

→将来に希望を持たせることが指導者の役割

 

他国をみると、台湾、中国、韓国は学歴社会であり、就職もしにくい社会状況のため、バドミントンで良い大学に入り、就職したいと考えている選手が多くいます

 

インドネシアやマレーシアもバドミントンが上手くなり、将来はバドミントンコーチとして収入を得ていくことを考えている選手が多くいます

 

いずれもシニア期で活躍することを目指したジュニア指導が展開されています

 

一方、誰でも競技ができる訳ではないので(セレクションされる)、シニア期で活躍できそうになければ競技を続けることはできません

 

海外はシニア期で勝つことを重視しているのに対し、日本は小学生で勝つことに加熱してしまい、シニア期で活躍するための素養が育っていかない所が課題です

 

日本は誰でもバドミントンができるのが良い所ですが、その中で環境格差が生じ、才能ある選手が意欲を無くして諦めていくことがあります

 

頑張れば将来は全日本総合に出られる、自信と勇気を与えられる環境を作っていく必要があると感じました

 

来年に向けて、大学生との連携を深め、子ども達が未来志向で意欲的にバドミントンができる環境を作っていきたいです

 

→法政クラブの強みは、日本トップレベルの大学生と練習することができる(未来志向の視点を持たせられる)

 

子ども達が成長できる、より良い環境を作れるように取り組んでいきます!!

 


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