埼玉オープン 2日目
今日は交流戦(団体戦)
各県の代表チームと5試合しました
中学生になると体格差が顕著に表れてきます
パワーで劣る場合は、相手に良い体勢でスマッシュを打たせないようにするためにタッチを早くし、低いラリー展開にしたいのですが、足腰が弱くて踏み込みが遅く(体勢が崩れる)、上げてしまう
法政クラブ全員の課題でした ⇒ トレーニング不足
専門的に競技力を向上させていくためにはピリオダイゼーション(期分け)を考慮して年間トレーニング計画を立てます
大きな周期で準備期、試合期、回復期の3つの時期に分ける、さらに小さな周期で準備期は一般的準備期、専門的準備期、試合期は前試合期、試合期に分ける
さらに細かくメゾサイクル、マクロサイクルで考えていくといったように期分けをしていきます
・一般的準備期 ⇒ 基礎的な運動能力を向上させる
・専門的準備期 ⇒ 向上させた運動能力をバドミントンのプレーに活かせるようにする
・試合期 ⇒ プレーの精度を高め、試合に勝てるようにする
~法政大学のピリオダイゼーション~
大学生と違い、法政クラブの小・中学生は各々参加する曜日も頻度もバラバラなので計画的なトレーニングができていない所に課題があります
フットワークを練習すれば技術的な足の運び方は改善していきますが、運動能力が低ければある程度のレベルになったらそれ以上のスピードアップは得られません
特にアジリティ系の運動能力(方向転換、敏捷性など)を上げていく一般的準備期が重要ですが、これまで設定できていませんでした
一般的準備期がなく、オープン戦ばかりでてしまうので競技力は上がっていかないのが現状です
まずはこれを改善していきたいですね
(例えば一般的準備期はオープン戦にでない)
進路についてもスポーツ推薦で高校に行きたいという選手も多くいますが、県内ならいけるかもしれませんが、県外の強豪チームに行くのは難しい
他県の中学生の方がフィジカルが強い中で、フィジカルの劣る神奈川県の中学生を欲しいとは思わない
中学生の試合にクラブチームがでれるようになり、ジュニアが県外に行かずに県内に残るようになることで神奈川県の競技レベルが上がるのかなと思っていましたが、、、それは他県も同じ
強化する組織体制が作れないと神奈川県の中学生の競技レベルは上がっていかないと感じました
⇒例えば相模原市で強化、神奈川県で強化など、組織的に強化する体制を作る
才能はみんなあります!!
その才能を伸ばしていくためには環境が重要!!
何とかしたいですね
学び多き二日間でした