バドミントンで頭が良くなる?
スポーツは脳内で働く神経伝達物質の一つであるセロトニンの分泌量を増加させます
頭の中が爽やかになり、イライラが収まり、意欲に関わるドーパミンや注意力に関わるノルアドレナリンの分泌量が適切に調整されます
さらに記憶力に関わる海馬の機能が向上し、記憶力が向上します!!
↓多くの研究でスポーツが学習に良い影響を与えることが報告されています
<精神面が安定し、勉強時の集中力が上がる>
運動によりセロトニンの分泌量が増加し、不安を軽減する
Ohmatsu S. et al. Activation of the serotonergic system by pedaling exercise changes anterior cingulate cortex activity and improves negative emotion. Behav Brain Res, 15;270:112-117, 2014.
運動によりドーパミンの分泌量が高まる
Meeusen R. et al. Endurance training effects on neurotransmitter release in rat striatum: an in vivo microdialysis study. Acta Physiol Scand, 159(4):335-341, 1997.
運動は注意力を高め、衝動を制御する
Alessandro P.S. et al. Measurement of the Effect of Physical Exercise on the Concentration of Individuals with ADHD. PLoS One, 10(3):e0122119, 2015.
<海馬の機能が向上し、記憶力が上がる>
有酸素運動は海馬を大きくし、記憶力を向上させる
Kirk I. et al. Exercise training increases size of hippocampus and improves memory. PNAS, 108(7):3017-3022, 2011
短時間の運動(10分間)でも記憶力は高まる
Suwabe S. et al. Acute moderate exercise improves mnemonic discrimination in young adults. Hippocampus, 27(3):229-234, 2017.
<運動すると頭が良くなる>
身体活動量が多い子供ほど学力が高い
Singh A. et al. Physical activity and performance at school: a systematic review of the literature including a methodological quality assessment. Arch Pediatr Adolesc Med, 166(1): 49-55, 2012.
体力が高い子供ほど実行機能が優れている
Khan NA. The relation of childhood physical activity and aerobic fitness to brain function and cognition: A review. Pediatr Exerc Sci, 26(2):138-146, 2014.
※実行機能とは、目標を達成するために思考や行動をコントロールする高次脳機能の総称(論理的思考、計画性、問題解決能力など)
体力の高い子供は上前頭回・上側頭回・外側後頭回が発達しており、これらの脳の発達度合の違いが計算能力に関係している
Chaddock-Heyman L. The role of aerobic fitness in cortical thickness and mathematics achievement in preadolescent children. PLoS One, 10(8), e0134115, doi: 10.1371/journal.pone.0134115, 2015.
有酸素能力の高い子供は低い子供よりも文章の正誤判断が正確かつ素早くできる
Scudder MR. et al. The association between aerobic fifness and Language processing in children: Implications for academic achievement. Brain Cogn, 87:140-152, 2014.
特にバドミントンのような複雑な運動には情報の収集、意思決定、視覚的注意、不適切な行動の判断など、さまざまな動きと認知過程の調節が必要となります
他者のプレーに応じて自身のプレーを変える必要があるオープンスキルスポーツ(バドミントン、バスケットボール、テニスなど)は、クローズドスキルスポーツ(ランニングや水泳)などの単純な運動よりも実行機能(論理的思考、計画性、問題解決能力など)を向上させる効果が高いことが多くの研究にて報告されています
しかし、バドミントンだけすれば良いのかというとそんなことはありません
「頭の良さ」を料理に例えると
どんなに料理の腕前が優れていても冷蔵庫の中に食材がなければ美味しいご飯は作れません
一方、どんなに良い食材がたくさんあっても、料理の腕前が低ければ美味しいご飯は作れません
美味しいご飯を作るためには、良い食材を上手に加工していく料理の腕前が必要です!!
「社会で求められる頭の良さ」とは、豊富な知識(冷蔵庫の中に食材がある)と、知識を仕事に活用する力(料理の腕前)が合わさった「考える力」(美味しいご飯)を指します
勉強で知識を増やし、バドミントンで知識を活用する力(実行機能)を養うことが重要です!!
バドミントンで頭が良くなる、、、良いですね(*^-^*)