大学で何を教えているの?


1:バドミントン
→一般体育としてのバドミントン、体育の教員免許取得のためのバドミントン、受講者が変われば授業展開も変わります

 

2:スポーツの理論と実際
→トレーニング論の話や色々な種目(サッカー、グラウンドゴルフ、フライングディスク、クロスミントン)を実施します

 

3:バイオメカニクス
→筋活動や関節トルクに着目して、上級者と下級者のパフォーマンスの違いを力学的に分析する方法を教えます

 

4:スポーツ生理学
→筋収縮の仕組み、エネルギー供給システムなど、運動時の生理変化を教えます

 

5:統計学
→パソコンを使ってカイ二乗検定、T検定、分散分析、多重比較検定など、色々な統計処理の仕方を教えます

 

6:情報リテラシー
→現代のネット社会で重要となるスマートフォンやパソコンの仕組みやセキュリティ対策を教えます

 

7:基礎演習
→大学での勉強の仕方、論文の読み方、多様な問題に対する考え方を教えます

 

色々な科目を担当しています

 

大学は文学部地理学科
社会と理科の教員免許が取得できる学科だったので、文系、理系の両方を勉強しました

 

大学院はスポーツ・バイオメカニクスを専攻し、生理学、物理学、力学、統計学を勉強しました

 

文系、理系ともに学んだ経験が今の仕事に役立っています(*^-^*)

 

 

本務校の健康科学大学では、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、看護師を育成しています


例えば、理学療法士はアスリートの体を触り、筋肉が凝っていると表現します

 

筋肉が凝る?硬いってこと?硬いのはダメ?脂肪と比べれば筋の方が弾性が高いよ

トレーニングをすれば筋肉がつくから、アスリートは非アスリートよりも筋硬度が高い(凝っている)状態になるよ。これは悪いこと?
誰と比べて筋肉が凝っていると評価したの?など質問していきます

 

筋肉が凝るという表現は多用されますが、、、よくわからずに使っている場合が多いです

 

例えば、ジュニアアスリートを触診し、筋硬度が高い(凝っている)と評価するためには、同年代のアスリートと比較して評価する必要があります

大人や非アスリートと比べても意味がありません

また、比べるアスリートのレベルも重要です

下級者はトレーニング量が少ないので筋硬度は低く、上級者はトレーニング量が多いので筋硬度が高くなります

 

さらに言えばストレッチやマッサージで本当に筋の凝りを解消できますか?

例えば、ストレッチは筋膜しか伸びないので、筋内部は伸びません

筋膜と筋が凝り固まった状態をマッサージのみで剥がすことは難しいです

 

それにトレーニングで筋は微細な損傷を受けます(損傷した部位が修復されることで強く太くなる)

損傷部位をストレッチやマッサージで伸ばして広げて良いのでしょうか?

疲労物質がたくさん出て悪化しませんか?

 

実は多くの論文でマッサージやストレッチは可動域を広げる効果はあるが、疲労回復や障害予防の効果は期待できないといわれています

 

では疲労回復に効果があるのは何か

 

1: 交代浴
冷水と温水に交互に浸かることで疲労物質の除去が期待できます
多くの論文で効果が明らかになっています

 

2: 栄養
酸味の強い果物や色素の強い野菜には抗酸化作用があります

(カシス、チェリー、ザクロ、スイカ、パイナップル、緑茶、ウコン、生姜など) 

⇒活性酸素(細胞を壊す)の働きを抑制する効果がある

 

3: 睡眠
寝ている時に老廃物を除去し、回復します

 

 

よく食べて、よく寝る

 

これが重要ですね!!

 

このような話を大学で教えています(*^-^*)


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