関東学生連盟後期定例総会
今日は関東学生連盟の総会が千葉商科大学で行われました。
関東の大学リーグは1部~6部まであります。
(男子)
1部:法政大学、早稲田大学、日本体育大学、中央大学、日本大学、明治大学
2部:6校
3部:12校
4部:24校
5部:30校
6部:32校
(女子)
1部:法政大学、早稲田大学、筑波大学、日本体育大学、青山学院大学、専修大学
2部:6校
3部:12校
4部:24校
5部:30校
6部:23校
男子が110校、女子が101校加盟しており、全ての大学の主務が集まり総会を行いました。
私も大人の役員として会議に出席しました。
午前中には、スポーツライターの玉木正之氏を講師に招き、講演を行って頂きました。
何のためにスポーツをするのか?そもそもスポーツとは何か?
2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催は、「体育」から「スポーツ」への大転換であり、
「体育の日」も「スポーツの日」に変わる!
という演題についてご講義をして頂きました。
「体育」と「スポーツ」の違いについて知っている指導者、教員がどれ程いるのか?
スポーツ=遊戯➝楽しく、自主的に行う遊び。
体育=訓練➝軍国主義から生まれた身体教育。
「体育」という言葉は軍隊の訓練からうまれた言葉であるため、指導者の強制性が強くなりやすく、体罰が行われるという背景があります。
本来のスポーツは、遊戯という意味があり、より楽しく行うためにルールを付けていったものです。
バドミントンを教える際には、「体育」ではなく「スポーツ」をさせることが重要です。
20代の時にトルコで行われた学会でバドミントンについて発表したことがあります。
その時に、外国人の先生から大学で何を教えてるのかを聞かれ、「Physical education=体育」と答え、大学で体育を教えるのかと驚かれたことがあります。
外国では、「Physical education」は「軍事訓練」の意味が強く、集団行動を見につけたり、全員がそろって行進を行ったり、戦いのために体を鍛えたりすることをさします。
大学生で軍事訓練のように体を鍛えることに驚かれたのです。
➝Sports scienceと答えれば良かったのですが、当時の私は「体育」の意味を知りませんでした(*_*;
日本人は「体育」と「スポーツ」を同じ意味の言葉として使っていますが、意味が違うということを知る必要があります。
その他にも、サッカーでなぜオフサイドをしてはいけないのか?
なぜ野球の左利きのピッチャーをサウスポーというのか?(サウス➝南、ポー➝手のひら)
などなど、普段使っている用語の意味や、なぜそのようなルールができたのかについて知ることの重要性について学びました(^^)