大和市のつきみ野中学校に指導に行きました
今日は大和市にあるつきみ野中学校からこの夏2回目の依頼を受け、バドミントンの指導をしてきました。
つきみ野中学校では、50名ほどの部員数でした。
部員の多くいる部活動は他でもよく見られますが、限られた練習時間の中で部員一人一人が充実した練習をすることが難しく、また、素質のある部員がいても、伸びにくい傾向にあります。
そのため、効率の良い技術指導が出来るように、今回は《体力面》《技術面》それぞれの《努力面》を評価したグループ分けをした練習方法を提案させて頂きました。
今回は体力面、技術面を評価し、努力面は2か月後までの課題を出しました。
《体力面》
①シャトル投げ、コート内走。
(初心者、地区大会レベル、県大会レベル、関東大会レベル、全国大会レベルの5段階評価)
②1分間の二重跳びの回数、シャトルランの回数。
測定した値は、私が全国の中学校を回って得たデータを基にして作った体力評価表を使って、飛距離やタイムを得点に換算し、シャトル投げ、コート内走の得点と二重跳び、シャトルランの回数を足し合わせ、順位を付けました(値が高い人が良い)。
《技術面》
◎体力テストの上位から順番にA、B、Cグループに分け、各グループ内で総当たりの半面シングルス。(試合結果から、グループ内の最下位者は下のグループの最上位者と入れ替わる。)
《努力面》
次回の2カ月後までに、指定した課題(校庭10周、二重跳び100回…など)を何日行ったか?を努力表に記入。
これらの体力面、技術面、努力面を総合的に評価することにより、技術的に強い人だけが評価されるのではなく、バドミントンに対する気持ちが強い人も評価され、切磋琢磨し合う関係性を作ることが出来ます。
現に、今回体力面の評価では、ジュニアからバドミントンをやっている県大会でも勝っている選手が1位ではなく、中学校からバドミントンを始めた1年生が1位でした。
この1年生にとって、今日の練習はかなり自信になったことと思います。
逆に言えば、県大会レベルの選手は、悔しい思いをし、またバドミントンに励むことと思います。
また日々の努力を惜しまない精神力も選手を大きく育ててくれます。
次回のグループ分けのテストでは、順位が入れ替わったり、多くの選手の向上心が高まることを期待しています。